子育て中でも続けられた私の“ながら英語”習慣

勉強法

私が英語学習を本格的にはじめたのは、子どもが0歳の頃でした。

出産前に楽しんでいた編み物や読書をする余裕がなくなり、毎日子育てに必死。
子どもはもちろんかわいいし、子育ても楽しい。でもその一方で、「母親」だけではなく、自分自身にも少しベクトルを向けたい気持ちがありました。

そんな時に出会ったのが、英語学習という新しい趣味です。

すっかり夢中になったものの、子育てと英語学習の両立はやっぱり簡単ではありませんでした。

まず、圧倒的に時間がない。

英語学習系インフルエンサーがよく言う「海外ドラマで英語学習」や「朝活で2〜3時間勉強」は、当時の私にはかなりハードルが高かったです。

映画やドラマをじっくり見るまとまった時間なんてないし、夜泣きや深夜の授乳で寝不足なのに朝活なんて到底できない。

それでも英語をやめたくはなかった。

そこで始めたのが、“スキマ時間に英語を混ぜる”こと。

0〜1歳くらいの子どもがいる時期って、抱っこや授乳、寝かしつけで手はふさがるけれど、意外と耳は暇なんですよね。

だから私は、「机に向かって勉強する」のではなく、子育てしながらでも続けられる方法を探して、少しずつ英語学習を習慣化していきました。

家事をしながら英語音声を流す

参考書を開いて長時間勉強するのは難しかったので、この時期は耳からのインプットを中心にしていました。

たとえば、洗い物や洗濯をしているとき。
抱っこで寝かしつけをしているとき。
家事や育児をしているときに、英語音声をかけ流していました。

日常的にテレビをつけっぱなしにしている家庭も多いと思いますが、私は小さい子どもにあまりテレビを見せたくなかったので、代わりに英語の音楽や朗読音声を流すことが多かったです。

あと、これは子どもの性格にもよると思うのですが、うちの子は一人遊びに集中するタイプでした。

砂場遊びに夢中になっていたり、公園でひたすら鳩を追いかけていたり……。
そんな時は、もちろん安全に気をつけながらですが、片耳だけイヤホンをして英語を聴いていました。

ただ、子どもの相手をしながらだと、音声に集中するのは難しいんですよね。

なので、無理に意味を理解しようとはせず、「英語のリズムに慣れること」を目的にしていました。

完全に聞き取れなくても大丈夫。
でも、難しすぎる音声だとただの雑音になってしまうので、“自分に合った音声選び”はかなり大事だと思います。

よく聞いていたもの

私がよく聞いていたのは、その時に読んでいた英語の本の朗読音声です。

特によく使っていたのが、IBCパブリッシングのSTEP Ladderシリーズ
無料で音声をダウンロードできるので、家事をしながらよく聞いていました。

それと、「ディズニーの英語コレクション」シリーズもお気に入りでした。

Bluetoothでスマホとスピーカーを繋げて聞いてた

同じ章の音声を何度も聞いて、あとから子どもが寝ている時に本を開いて、「ここ聞き取れなかったな」と確認したりしていました。

音声を先に聞いておくと、英語のリズムがなんとなく頭に残るので、何もせずに読むよりスラスラ読める感じがするんですよね。

あと、洗濯物を干す時や食器を洗う時などは、YouTubeもよく流していました。

私がよく見ていたのは、JPN English というチャンネルです。

日常でよく使う短い英語フレーズを、映画やドラマのシーンと一緒に何度も繰り返してくれる動画で、

  • This will be fun.
  • I’m on my way.
  • What took you so long?

のような短いフレーズが自然と耳に残りやすいんですよね。

本当にひたすら繰り返してくれるので、家事をしながら聞いているだけでも覚えやすいし、映画やアニメを見ている時に「あ、これ聞いたことある!」となることも多くて、かなり助けられました。

スキマ時間に5分だけ音読する

5分だけ。
なんなら、1行だけでもいい。

少しだけ時間ができたら、とりあえず本を開いてみるようにしていました。

1行読めれば、そのまま2行、3行と読めることも多いし、そこまで読むと続きが気になって、意外とそのまま読み続けられるんですよね。

逆に、本を読む時って「本を開くまで」が一番ハードルが高い気がします。

だから私は、「たくさん読む」よりも、まずは本を開くことを目標にしていました。

本を開けたら、もう勝ちです。

短くても“毎日英語に触れる”ことを優先

とはいえ、もちろん無理な日もあります。

正直に言うと、2〜3ヶ月くらいほとんど本を読めなかった時期もありました。

そんな時は、「本じゃなくてもOK」ということにしていました。

InstagramやTikTokで英語系インフルエンサーをたくさんフォローして、勝手に英語が流れてくる環境を作っていたんです。

育児中って、気づいたらずっとスマホを見てしまいませんか?

授乳中や寝かしつけの時に少しだけSNSを見るのが、数少ない息抜きだったりする。

だから私は、「どうせSNSを見るなら、それも英語学習にしてしまおう」と考えるようになりました。

英語の動画やフレーズが流れてくるだけでも、「今日は全然勉強できなかった…」という罪悪感が少し減るんですよね。

完璧じゃなくても、とにかく英語をゼロにしない。

それくらいの気持ちで続けていました。

子どもを英語学習に巻き込む

子どもが2歳を過ぎた頃から、少しずつテレビを見るようになったので、一緒に英語のアニメを見るようになりました。

よく見ていたのは、

  • Teletubbies
  • Peppa Pig
  • PJ Masks
  • PAW Patrol
  • Numberblocks

など、海外の子ども向けアニメです。

最初は Peppa Pig ですら全然聞き取れませんでした。

でも、同じアニメを何度も見ているうちに、「あ、今こう言ったかも?」と少しずつ聞き取れる部分が増えていきました。

子ども向けアニメって、日常でよく使うフレーズが多いし、話し方も比較的シンプルなので、意外と英語学習との相性が良いなと思っています。

それから、覚えた英語フレーズを子ども相手に使うこともありました。

英語って、頭の中で理解しているだけだと、なかなか口から出てこないんですよね。

しかも大人になると、「発音が恥ずかしい」とか「間違えたらどうしよう」と思ってしまって、無意識にカタカナっぽい発音になってしまうこともある。

だから私は、とにかく短いフレーズでも口に出して慣れることを意識していました。

子ども相手だと、間違いを指摘されることもないし、不思議と恥ずかしくないんです。

それに、「もしかしたら子どもも英語に慣れてくれるかも?」なんて思いながら、気軽に使っていました。

たとえば、

  • Let’s go!
  • Good job!
  • Wash your hands!

など、本当に簡単なフレーズばかりです。

まとめ

子育て中って、本当に自分の時間がありません。

「毎日1時間勉強する」「海外ドラマをじっくり見る」みたいな理想通りの勉強は、なかなかできないことも多いと思います。

私自身、まとまった勉強時間が取れず、「今日は全然できなかった…」と落ち込む日もたくさんありました。

でも今振り返ると、大事だったのは“完璧にやること”よりも、“完全にやめないこと”だった気がします。

5分だけ音読する。
家事をしながら英語音声を流す。
SNSで英語の動画を見る。
子どもに簡単な英語フレーズを使ってみる。

そんな小さなことでも、少しずつ積み重なっていきました。

子育て中は、机に向かって勉強するのが難しい日もあります。

でも、英語を生活の中に少し混ぜるだけでも、意外と続けやすくなるんですよね。

「今日はしっかり勉強できなかった」と思う日でも、英語をゼロにしない。

それくらいのゆるさが、子育てしながら英語学習を続けるコツなのかもしれません。